ホーム ニュース 【開催報告】ものづくり企業の変革と共創の可能性「upCRAFT OSAKA 2026 vol.3」に木幡が登壇いたしました

【開催報告】ものづくり企業の変革と共創の可能性「upCRAFT OSAKA 2026 vol.3」に木幡が登壇いたしました

2026年10月22日(木)、大阪府が推進する「ものづくり中小企業とスタートアップの協業促進業務 upCRAFT OSAKA 2026」の一環として開催された「upCRAFT OSAKA 2026 vol.3」に、当社 代表取締役の木幡 巌が登壇しました。

今回のテーマは、「ものづくり変革のための、オープンファクトリー&オープンイノベーション」。会場となった大阪府八尾市の「みせるばやお」にて、株式会社友安製作所 代表取締役社長であり、FactorISM実行委員長を務める友安啓則氏とともに、オープンファクトリーの先にあるものづくり企業の変革や、企業間連携による新たな価値創造について議論しました。

「こうばを魅せる」その先へ。ものづくり企業の新たな成長モデルを考える

オープンファクトリーは、普段は一般に公開されていない工場を開き、ものづくりの現場や技術、働く人々の思いを伝える取り組みです。現在は、日本国内の各地で、地域一体型オープンファクトリーとして展開され、街の活性化や産業振興の一翼を担う活動として注目されています。
参考:経済産業省近畿経済産業局「地域一体型オープンファクトリー」の紹介サイト
   https://www.kansai.meti.go.jp/1-9chushoresearch/openfactory/openfactory.html

 当社は、この地域一体型オープンファクトリーの取り組みについて、長年、地元大阪市大正区のものづくり企業と、大正区役所と共に公民連携事業として、2015年から「大正オープンファクトリー」を企画実施して事業参画してまいりました。弊社代表の木幡は、当時「大正区ものづくり活性化事業」を進める「大正区ものづくり事業実行委員会(現在は大正・港・西淀川ものづくり事業実行委員会)」の実行委員長(2015年~2023年)として、この取り組みに関しては、2015年の開始当時、「西日本初の、地域一体型オープンファクトリー」として、率先して活動して参りました。
参考:大阪市大正区HP ものづくり オープンファクトリー

工場を公開することの価値は、製造現場を単に見てもらうことだけにとどまりません。
自社の技術や強みを外部に発信し、新たな出会いや交流を生み出すことで、これまでにない発想や事業機会につながる可能性があります。

今回のトークセッションでは、「工場をひらくことが、なぜ企業の変革につながるのか」を切り口に、オープンファクトリーとオープンイノベーションの接点を探りました。

既存の受託加工や製品製造の枠組みにとらわれず、自社が培ってきた技術をサービスや仕組みへと発展させる「コトづくり」。ものづくり企業が持つ技術やノウハウを、新たな事業価値へとつなげていくための視点について考える機会となりました。

当社が実践する、技術を起点とした事業変革

当社は、1909年の創業以来、圧力計・温度計などの計測機器の開発・製造を通じて、産業を支えてきました。

近年では、長年培ってきた計測技術を活かし、既設のアナログ計器に後付けできるIoTセンサユニット「Salta®(サルタ)」シリーズをはじめ、医療機器として呼吸リハビリテーション分野で、国内唯一の専用測定器でニッチトップ製品の「呼吸筋力測定器 IOP-01」など、IoT・DX分野や医療分野など、新たな領域にも挑戦しています。そして、自社には不足する技術や経験を、社会課題解決のために、他の企業や、ベンチャー・スタートアップ企業と連携することで、新規事業の立ち上げを当社自身が経験して参りました。

こうした取り組みは、従来のものづくりの枠を超え、自社の技術を顧客の課題解決や新たなサービスの創出につなげる挑戦でもあります。

また、当社はIoT,ライフサイエンス系ベンチャー・スタートアップ企業の試作ものづくり支援拠点「Garage Taisho(ガレージ大正)」の運営や、大正エリアにおけるオープンファクトリーの推進にも積極的に取り組んでいます。

自社の技術や製造現場を外部に開き、異なる企業や分野の人々と接点を持つこと。
そこから生まれる気づきや連携を、新たな事業の可能性へとつなげていくことを大切にしています。

オープンファクトリーとオープンイノベーションが生み出す可能性

企業が自社の技術や強みを外部に開き、異なる知識や発想を持つ人々と交流することは、新たな事業のきっかけとなり得ます。

特に、中小ものづくり企業が持つ独自の技術と、スタートアップが持つ新しい発想やスピード感を掛け合わせることで、単独では生み出しにくい製品・サービスや、新たなビジネスモデルが生まれる可能性があります。

今回の「upCRAFT OSAKA 2026 vol.3」は、関西広域のオープンファクトリーイベント「FactorISM 2026」との連携企画として開催されました。

工場をひらき、技術を伝え、人と人がつながる。そのつながりを一過性の交流で終わらせず、企業の成長や新たな価値創造へと発展させていくことが、これからのものづくり企業に求められる重要な視点です。

当社は今後も、ものづくり企業とスタートアップ、地域、支援機関などとの連携を通じて、新たな挑戦が生まれる環境づくりと、技術を活かした社会課題の解決に取り組んでまいります。

開催概要

  • イベント名: upCRAFT OSAKA 2026 vol.3「ものづくり変革のための、オープンファクトリー&オープンイノベーション」
  • 開催日時: 2026年10月22日(木)14:30~16:30
  • 会場: みせるばやお(大阪府八尾市・LINOAS 8階)
  • 開催形式: 会場開催・オンライン配信
  • 主催: 大阪府
  • 事務局: 株式会社電通
  • 協力: 株式会社友安製作所、Plug and Play Japan株式会社、株式会社みせるばやお
  • 登壇者: 友安啓則氏(株式会社友安製作所 代表取締役社長/FactorISM実行委員長)、木幡 巌(株式会社木幡計器製作所 代表取締役/Garage Taisho 運営責任者)