株式会社木幡計器製作所(本社:大阪府大阪市大正区、代表取締役:木幡巌)は、この度、株式会社リバネス(本社:東京都新宿区、代表取締役CEO:丸幸弘)と資本提携を行いました。

株式会社リバネスは、修士・博士課程を修了した研究者集団であり、創業時から一貫して、『科学技術の発展と地球貢献を実現する』を経営理念に掲げ、全世界の大学をはじめとする様々なプレイヤーとネットワークを築き、科学・技術を活かした新たな事業の創造を目指すベンチャー企業の発掘・育成を行うシードアクセラレーションプログラム「TECH PLANTER」を展開しています。
株式会社木幡計器製作所は、2013年より計器のIoT化によるリアルタイムでの安全情報の可視提供のための研究開発や、自社が保有する圧力制御・計測技術の医療機器への応用と、事業領域拡大に取り組んできました。計器IoT化では、2016年にIPA「先進的IoTプログラム支援事業」に採択され、株式会社リバネスはメンター企業として同プロジェクトの事業化伴走支援を行い、連携事業推進することとなりました。
補助事業終了後も両社は連携を深め、木幡計器製作所は、株式会社リバネスが提唱する「知識製造業」のコンセプトと、世界のものづくりの課題を解決する「スーパーファクトリー構想」に賛同し、2018年4月には、大阪市イノベーション拠点立地促進助成制度におけるベンチャー成長促進事業の認定を受け、自社工場内にテクノロジーベンチャー等の試作開発支援拠点「Garage Taisho」を新設しました。さらに、7月には、テクノロジーベンチャー等の支援体制の強化を目指す経済産業省の「スタートアップファクトリー構築事業」に共同で採択を受けています。

木幡計器製作所は株式会社リバネスとの資本提携により、既存の事業提携をより強固なものとし、事業拡大をはかるとともに、同社が持つスタートアップの事業化支援に関する知見とネットワークを世界のものづくりに関する課題解決に活かし、研究者・技術者や町工場の活躍の場の創出に寄与したいと考えております。

なお、7月10日付けでリバネス取締役執行役員CROの吉田一寛が木幡計器製作所の取締役に就任いたしましたことをご報告致します。
このたびの資本提携により、最先端のテクノロジーを持つ研究者やベンチャー企業と、町工場とのネットワークを強化し、ものづくりを通じて世の中に貢献して参ります。

◆株式会社リバネスについて
2002年6月14日設立。代表取締役CEO丸幸弘。スタッフ数63名。教育開発事業、人材開発事業、研究開発事業、創業開発事業、地域開発事業、国際開発事業、戦略開発事業の7つの事業を展開。アジア最大のテクノロジーベンチャー向けアクセラレーションプログラム「TECH PLANTER」の運営を通じて、国内外500社を超えるスタートアップの事業化支援を行っています。
https://lne.st/

◆株式会社木幡計器製作所について
1909年1月創業。代表取締役 木幡巌。大阪市大正区で創業109年の老舗圧力計専業メーカーとして、「錨印の圧力計」を造り続け、近年はベンチャーマインドで、IoT分野や医療機器分野の製品開発を進めています。2018年4月、Garage Taisho(ガレージ大正)をオープンし、IoT関連技術や医療機器製造開発を中心にものづくり支援を行っています。
https://kobata.co.jp/

ー本件に関するお問い合わせ先ー
株式会社木幡計器製作所 代表取締役 木幡 巌
TEL:06-6552-0545  FAX:06-6551-1588
E-mail:info@kobata.co.jp