リバネスが主催する第7回超異分野学会 本大会(2018年3月2日、3日@TEPIA先端技術館)に出展しました。
また、同学会内で実施された、大企業の技術をもとに、研究者と町工場がアイデアを戦わせる「三菱電機アイデアプラス」(セッションパートナー:三菱電機株式会社)に参加し、最優秀賞を受賞しました。

第7回超異分野学会 本大会 Webサイト:https://hic.lne.st/conference/kanto2018/

三菱電機アイデアプラス概要
大企業に存在する十分に活用されないままになっている技術に違う視点から光を当てることで、社会実装するチャンスを増やすことはできるのか、という試みとしてスタートしたプロジェクト。

<<活用する技術はこちら>>
海水の水柱で電波を送受信可能な海水アンテナ「シーエアリアル」
空気の膜で粉塵や水滴、氷雪の付着を防ぐ「スマートエアコーティング」

日時:3月3日(土) 13:00~14:20
会場:TEPIA先端技術館 4階A会場 セッションルーム3

<プレゼンター>
●大学・研究機関 1チーム
●町工場 2チーム

<審査員>
●三菱電機株式会社 デザイン研究所 未来イノベーションセンター エクスプローリンググループマネージャー 山中 聡
●三菱電機株式会社 情報技術総合研究所 アンテナ技術部 主席研究員 秋元 晋平
●三菱電機株式会社 先端技術総合研究所 マテリアル技術部 主席技師長 吉田 育弘
●株式会社リバネス代表取締役CEO 丸 幸弘

※海水の水柱で電波を送受信可能な海水アンテナ「シーエアリアル」
海水中には電流を流さず、アンテナ送受信部だけに高周波電流を効率よく流せる給電構造(絶縁ノズル)です。アンテナとして機能するのに十分な水柱の太さをシミュレーションで割り出し、実用レベルのアンテナ効率も実現しています。

※空気の膜で粉塵や水滴、氷雪の付着を防ぐ「スマートエアコーティング」
ナノ微粒子を疎水性樹脂へ分散させる技術を高度化した独自の超撥水材料です。マイクロメートルサイズの凹凸構造を形成することができ、この構造が空気の膜を形成するので、粉じんや水滴・氷雪の付着を抑制します。塗布は金属からプラスチック、紙など基材を選ばず可能です。